《A MATTER OF STYLE/ア・マター・オブ・スタイル》 [35]

《A MATTER OF STYLE/ア・マター・オブ・スタイル》 [35]

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商品詳細

サーフィンにおける《スタイルの重要性》にスポットを当てた「ア・マター・オブ・スタイル」は、プロサーフィン組織がスタートしたのは1976年だが、その僅か数年前ハワイアン・サーフィンは世界の頂点にあった。 その中心的人物はジェリー・ロペスとラリー・バートルマン、最大級のパイプラインとサンセットビーチを独自の完成したラインで滑る2人のサーフィンは今を持っても越えられない普遍的スタイルで、まさにマスターである。カリフォルニアではフィッシュボードにのるデビッド・ヌヒワ。ハワイとは異なるマニューバーを追求するショートボード革命時後期のライン。「フリーライド」「チュブラースウェルズ」でも同じ日の同じライディングが撮影されている歴史的な映像。サーフィンのマニューバーが最も急速に進化した70年代半ば、その中心的サーファーのベストな瞬間を映し出している。そしてそれはドラマテックなストーリーである。


サウンド :
ジミ・ヘンドリックス、サンタナ、デオダート等、70年代のロックからフュージョンへ移行する時期の楽曲で固められている。またココケール等のブルージーな演奏もソウルフルなサーフィンを盛り上げる。


キャスト :  
ジェリー・ロペス、ラリー・バートルマン、BK、マイケル・ピーターソン、ウェイン・ラビット・バーソローミュー、ショーン・トムソン、ビル・ハミルトン、ジャッキー・ダン、デビッド・ヌヒワ、ローリー・ラッセル他。

ロケーション : 
ハワイノースショア、ホノルアベイ、カリフォルニア

制作 :
Steve Soderberg Film


【75min 完全オリジナル盤(日本語字幕なし) / 1975年度 USA】



-僕の感想----


当時のノースショアでの‘ハワイアン’と‘オージー’の戦いは、サンセットビーチで行われた「ハングテンプロ」の歴史的な大波で行われハワイアンはホームで熱狂的なラインを走るBK(ミスター・サンセット)の異名を持つジェフ・ハックマン等、世界一強力なローカルの一団だった。オーストラリア勢はカールの真下でスナップバックを完成させたイアン・カーンズ、ソウルアーチを描くピート・タウンネント、天才マイケル・ピーターソンらがいた。刺激的だったのは、映像18分30秒過ぎに登場するマイケル・ピーターソンのランディング!!!これにはサーフィン史上で『歴史を変えた1本』として刻まれている。レイト・テイフオフから、完璧なボトムターン、ロングチューブに入りメイクする。当時ハワイで開催されたコンテストで超稀な10点満点の付いたライディングだった!また最大級のパイプラインでは、マイケル・ピーターソンがローカルのベン・アイパ等に追い詰められると、当時は誰も行かなかった逆の方向、『バックドア』へ走りメイクした。ここに『バックドア』の名は世界に広がった。


カリフォルニアのシーンではフィッシュボードを自由に扱うデビッド・ヌヒワは、ハワイとは異なるマニューバーを追求するショートボード革命時後期のラインである。ベトナム戦争が終焉を向え、カルフォルニアに平和が戻ってきた時代でもある。僕が特に笑えたのは、ビールを1リットル飲んでサーフィンする奇妙なコンテストではドナルド・タカヤマが伝説のノーズライディングを披露するシーン何とも滑稽な映像で酒を浴びて踊る若者とタカヤマのライディングがあまりにも‘ミススマッチ’過ぎて感動しますよ!10フィートのウェッジのバックウォッシュに挑戦するボディボーダーのシーンは他のサーフィン映画でも観る事が出来ますが、まだ観た事のない方は是非一度観て下さい。カリフォルニアのライフスタイルは、本当に今も昔も変わらなく…やっぱりココはアスリートの地ではなく・文化を生み出す地である事を映し出しています。


最後のこのパートがこの映画の時代を超えた「今・皆様に観てもらいたい《スタイルの重要性》だと僕は思います。」
ロッキーポイントのレフトでマニューバーする〈ジェリー・ロペス〉、ライトのスーパーロングチューブを次々と潜り抜ける天才〈マイケル・ホー〉。オフザウォールのチューブの中でしなる〈ショーン・トムソン〉。ホノルアベイのパーフェクションを滑るローカルサーファーやオーバー20フィートのワイメア。オーストラリアン・アタックの〈ラビット〉のパイプラインとサンセットでの歴史に残るセッション。このラビットのシーンは「フリーライド」や「チュブラースウェルズ」でも同じ日の同じライディングが撮影され歴史的な1日になっている。

70年代半ば《スタイルの重要性》として、作られたこのサーフィン・ムービーはその中心にいたサーファー達の瞬間瞬間を映し出しているドラマテック・ストーリーな映画のように僕は思います。サーフィンを永くやり続けて行く時に自分の進化に気付いた時、必ず観たくなる映画のような気がします。

このサーフィン映画は、皆様がいつか「アッ!観たいなぁ〜。」って思う時代(歳)・時(スタイル)が必ず来る映画になると思います。例えば、サッビアサーフさんのようなツインやシングルのサーフボードをやっているお店に通い始め・ボードを購入した時に観たりしたら「教本のようなDVD」になると思うし…。サーフィンの歴史(カルチャー)のお勉強がしたい人やDVDの中にも現在活躍している2世達のオヤジ達も沢山、映像の中に出て来ています。《テリー・フィッツジェラルド》《マイケル・ホー》《PT》《ベン・アイパ》…などなど。

僕は、日本人の身体くらいしかない《マイケル・ホー》のライディング・シーンは、とても勉強になるとおもいます。下半身や腕の振り・腰の使い方などは、日本人が真似をしたら良い動きをしていて勉強になると思います!
また、何故かバカみたいに取り上げられている DVD「ディア・アンド・ヨンダー」にも出演している《ココ・ホー(この子は取り上げられてもおかしくないと思うけど…)》の父親でもあり、ハワイアンで初めてASPワールド・チャンピオン(1993)に輝いた《デリック・ホー》の兄でもあります。